あなたもことのは @ 芽がでてふくらんで

(投稿日) 2005年11月20日19時07分　返信　編集/削除

早いもので、このサイトもとうとう 1周年を迎えることができました。
皆さんといろんなことばを持ち寄ることができて、とても楽しい時間でした。本当にありがとうございます。これからも変わらぬお付き合いをお願い致します。m(_ _)m

5月にお題大会をしましたが、今回は 1周年ということで第2弾を企画することに致しました。
第2弾のお題は『空』。昼でも、夜でも、どんな四季でも、空にちなんだことばで、あなたの好きなことばを教えてください。本、詩、歌、ことわざ、慣用句、その他もろもろ、印象に残っていることばであれば何でも構いません、(ただし出典は載せてね) 心よりお待ちしています。

ここで私の好きなことばをご紹介するところですが、すみません、今あまり時間がないのと、手元に資料がないのとで、また後日書かせて頂きますね。一応、候補はありますので... 笑

(投稿日) 2005年11月25日01時30分　引用　編集/削除

石を投げたくなって　川原に下りたら
君が橋の上を　自転車で過ぎて行く
追いかけたりしたら　夕暮れの空に
君がそのまま吸い込まれてゆきそう

そんな気がして　声を飲み込む
そんな気がして　声を飲み込む

暮れてゆく空は
戻らない季節のようで
淋しいけれど
いつもきれい

端の向こうに見える　小さな鳥居の
風が吹いて　草が揺れているあのあたり
子供の頃の君が　ひざを抱えているよ
笑いこらえじっと隠れてる

そんな気がして　僕も笑った
そんな気がして　僕も笑った

流れてく川は
振り向かない心のようで
淋しいけれど
いつもきれい

暮れてゆく空は
手離した言葉のようで
淋しいけれど
いつもきれい
とてもきれい

遊佐未森「暮れてゆく空は」作詞工藤順子

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夕暮れ時、川の土手を颯爽と自転車をこいでいるあの子。
神社の境内で遊んだあの頃。
空の彼方には雁の群れ。
みたいな、
三丁目の夕日、じゃないですけど、そういう古き良き日本の情景が思い浮かぶようで、好きな歌です。

同じ夕日でも同じものはもう 2度とない、ここで目を凝らしておかなくちゃ、
という気になるのが、いまごんにとっての空のイメージです。

小学校の頃、図書室にあった大きめの写真集が好きで、よく眺めていました。
それは、各ページにわらべうたが書かれたもので、その中でも、真っ赤な夕日の写真が大好きでした。多分からすにちなんだ歌が書かれていたと思います。図書室に行くたびに引き出しては、宝物のように扱っていました。(重くて家に持ち帰れなかった)

もちろん、本物の夕暮れの方がずっときれいなんですけどね。

---
ゆうやけこやけでひがくれて
やまのおてらのかねがなる
おててつないでみなかえろ
からすといっしょにかえりましょう

こどもがかえったあとからは
まるいおおきなおつきさま
ことりがゆめをみるころは
そらにはきらきらきんのほし

中村雨紅「夕焼け小焼け」

---
私が中二まで過ごした八王子は、中村雨紅が生まれたところです。
そのため、八王子の夕方のチャイムはいつでも「夕焼け小焼け」なのです。私も、「赤とんぼ」の歌よりも夕焼け小焼けの方が好きだったりします。
恩方町 (八王子駅からはバスで 30分以上かかる山の中) に、彼にちなんだ「夕焼け小焼けの里」という場所があって、上記を碑にしてあったりします。気にはなっているけど、まだ行ったことはないのです。

子どもと口ずさむのにちょうどいい、かわいらしい歌です。

(投稿日) 2005年11月30日00時02分　引用　編集/削除

今はラピュタがなぜ滅びたのか、わたしよくわかる
ゴンドアの谷の詩にあるもの。

土に根をおろし風とともに生きよう
種とともに冬をこえ
鳥とともに春を歌おう

どんなに恐ろしい武器を持っても、
たくさんのかわいそうなロボットを操っても、
土から離れては生きられないのよ!

宮崎駿「天空の城ラピュタ」より
-----
有名なアニメーション映画の、有名なセリフです。
すみません、漢字などは当てずっぽうです。小説も持っていた筈なのですが、実家に置いたままのような気がするので、機会があったら修正することにします。

確か小中学生だったと思いますが、ラピュタにはハマってました。弟と 2人で。
LP 2枚組の、ドラマ版 (映画全編の音声が入っている) レコードも持ってます。ピアノで弾かれるサウンドトラックの一つは、耳で楽譜に起こす程好きでした。(結局全てにおいて半音ずれていた、というのは後になって楽譜を買って初めて気付いたというお粗末さでしたが.... 調律はしないとダメだという例です)
というのは余談ですが、

空で暮らすにも、土から離れては生きられない、といういわば逆説的なこの台詞は、いつまでも耳に残って離れないだけの力があります。巨大な飛行石によって空に浮いている城、ラピュタ。しかし大地の恵みと生命の営みを除いてしまっては、存続することができずに文明は滅びてしまったのです。

地に立って見るからきれいな空。
昼の蒼も夕暮れの紅も、地球の空気と太陽があるから見えるものです。
星のひとつひとつが、太陽と同じ、自ら輝く星の表面(地面)の光が、はるばるここまで届く、それをきれいだと感じているのですね。

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コメント	＞石を投げたくなって　川原に下りたら＞君が橋の上を　自転車で過ぎて行く＞追いかけたりしたら　夕暮れの空に＞君がそのまま吸い込まれてゆきそう＞＞そんな気がして　声を飲み込む＞そんな気がして　声を飲み込む＞＞暮れてゆく空は＞戻らない季節のようで＞淋しいけれど＞いつもきれい＞＞端の向こうに見える　小さな鳥居の＞風が吹いて　草が揺れているあのあたり＞子供の頃の君が　ひざを抱えているよ＞笑いこらえじっと隠れてる＞＞そんな気がして　僕も笑った＞そんな気がして　僕も笑った＞＞流れてく川は＞振り向かない心のようで＞淋しいけれど＞いつもきれい＞＞暮れてゆく空は＞手離した言葉のようで＞淋しいけれど＞いつもきれい＞とてもきれい＞＞遊佐未森「暮れてゆく空は」作詞工藤順子＞＞---- ＞夕暮れ時、川の土手を颯爽と自転車をこいでいるあの子。＞神社の境内で遊んだあの頃。＞空の彼方には雁の群れ。＞みたいな、＞三丁目の夕日、じゃないですけど、そういう古き良き日本の情景が思い浮かぶようで、好きな歌です。＞＞同じ夕日でも同じものはもう 2度とない、ここで目を凝らしておかなくちゃ、＞という気になるのが、いまごんにとっての空のイメージです。＞＞小学校の頃、図書室にあった大きめの写真集が好きで、よく眺めていました。＞それは、各ページにわらべうたが書かれたもので、その中でも、真っ赤な夕日の写真が大好きでした。多分からすにちなんだ歌が書かれていたと思います。図書室に行くたびに引き出しては、宝物のように扱っていました。(重くて家に持ち帰れなかった) ＞＞もちろん、本物の夕暮れの方がずっときれいなんですけどね。＞＞--- ＞ゆうやけこやけでひがくれて＞やまのおてらのかねがなる＞おててつないでみなかえろ＞からすといっしょにかえりましょう＞＞こどもがかえったあとからは＞まるいおおきなおつきさま＞ことりがゆめをみるころは＞そらにはきらきらきんのほし＞＞中村雨紅「夕焼け小焼け」＞＞--- ＞私が中二まで過ごした八王子は、中村雨紅が生まれたところです。＞そのため、八王子の夕方のチャイムはいつでも「夕焼け小焼け」なのです。私も、「赤とんぼ」の歌よりも夕焼け小焼けの方が好きだったりします。＞恩方町 (八王子駅からはバスで 30分以上かかる山の中) に、彼にちなんだ「夕焼け小焼けの里」という場所があって、上記を碑にしてあったりします。気にはなっているけど、まだ行ったことはないのです。＞＞子どもと口ずさむのにちょうどいい、かわいらしい歌です。＞

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